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WEB開発メモ

Mac で「かな」配列をカスタマイズする - 2018版

CONTENTS
  1. かな配列における同時打鍵
  2. 同時打鍵の設定
  3. まとめ
  4. 参考資料
APPENDIX
  1. 新下駄配列
SOURCE
ENVIRONMENTS
  • Karabiner-Elements : 11.6.0

かな配列における同時打鍵

中指シフトの配列を試す中で、同時打鍵が欲しくなる場面は結構あった。 どちらのキーが先かは関係なく、同時に押されたことを認識してキーのマッピングを行うものだ。

しかし、同時打鍵を設定できるものが少なかったせいもあって、これまで同時打鍵を前提としない設定を行ってきた。

Karabiner-Elements の 11.6.0 で同時押しの設定ができるようになったので、これを機に同時打鍵の設定をしてみることにした。

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同時打鍵の設定

{
  "type": "basic",
  "conditions": [
    {"type": "input_source_if","input_sources": [{"language": "ja"}]}
  ],
  "from": {"simultaneous": [{"key_code": "s"},{"key_code": "y"}]},
  "to": [{"key_code": "d"},{"key_code": "u"},{}]
}

この設定で、「S」「Y」の同時打鍵で「づ」が入力される。

これに加えて、単打鍵の設定を追加するのだが、これは同時打鍵の設定の後に追加する必要がある。

{
  "type": "basic",
  "conditions": [
    {"type": "input_source_if","input_sources": [{"language": "ja"}]}
  ],
  "from": {"simultaneous": [{"key_code": "s"},{"key_code": "y"}]},
  "to": [{"key_code": "d"},{"key_code": "u"},{}]
},

{
  "type": "basic",
  "conditions": [
    {"type": "input_source_if","input_sources": [{"language": "ja"}]}
  ],
  "from": {"key_code": "y"},
  "to": [{"key_code": "t"},{"key_code": "u"},{}]
}

これで、「Y」だけ押した場合は「つ」、「S」と「Y」を同時に押した場合は「づ」が入力される設定となる。

Karabiner-Elements の設定は、先に書いたものが優先的に評価されるようだ。 単打鍵は同時打鍵よりも素早く認識されてしまうため、単打鍵の設定はまとめて最後に書いた方がスムーズに入力を行える。

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まとめ

この設定項目のおかげで、ほとんどの中指シフトの設定を実現できる気がする。

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参考資料

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新下駄配列

同時打鍵の設定で再構成した。

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